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8月 11

卵巣嚢腫が検査で判明!摘出手術を受けるために入院

診察を受ける女性

当時、私は自覚症状はなかったものの、普段から下腹部の左右差のある膨らみが気になっていました。ある日、カンジダ症になり婦人科を受診した際、ついでに内診及び超音波検査を受けることになりました。結果は、右の卵巣が10センチ大の良性の腫瘍で膨らんでいました

先生からは「その重みで卵管が捻れ、血流が遮断される危険性があるので手術を受けた方が良い。最悪、卵巣ごと摘出しなければなりません。」と言われました。

それを聞いた時に、おそらく開腹手術になるだろうからお腹に傷が残るだろうという予測、そして片方の卵巣だけで将来の妊娠に影響はないだろうかという不安とショックがありました。

卵巣嚢腫の摘出のために入院・手術

それから1ヶ月して手術を受けるために入院しました。執刀医からは開腹手術をします、と宣言されました。

手術前日は、傷1つない腹部を見るのはもうこれで最後だろうという思いから、トイレでこっそりと自分のお腹を携帯で撮影しました。

手術当日、覚悟は決まっており「腫瘍だけ除去してもらって両方の卵巣が温存できますように」と願いながらope室へ入室しました。

手術

硬膜外麻酔とマスク吸入後は数秒で意識を失いました。

手術が終了したら、先生から「腫瘍だけ取り除くことができましたよ。」と言われホッとしました。母親も面会に来てくれて心強かったです。

但し、全身麻酔下での手術だったので、直後は息が苦しく数時間は酸素マスクをし続けました。

この時、「楽に呼吸ができるというのは幸せなことなんだ、そしてこうやって手術を受けられ卵巣を温存できたのも奇跡なんだ」と全ての事柄に感謝したい心境になりました。

手術当日は終日ベット安静で尿道カテーテルが挿入されていました。この時、「自分の陰部を他者に見られていたんだな」と思うと恥ずかしい気持ちになりました。

病室

翌日からは担当の看護師さんから歩く練習をするように促されました。この時期が創部の痛みがMAXの状態であり、ベットで寝返りを打つのもやっと、そして病室からトイレへ行くにもかなり時間がかかりました。もちろん、排便は力まないといけないので創部に痛みが走ります。暫くは便意を我慢したものです。

この頃も「痛みがなく過ごせる日常がどれほど素晴らしいものか」という悟りの境地に達していました。まさに病から教訓を得るといった感じです。

日数が経過するごとに痛みも次第に軽減し、とうとう抜糸の日(初めて自分の傷口を見る機会)が来ました。

先生と看護師がペアとなって、創部を閉じるための医療用ホッチキスを1つずつ外していきます。この時もちくりと痛かったです。

初めて傷口を見たとき、複雑な気持ちになりましたが、これはもう仕方がないことだと割り切ることにしました。

今でも、その傷口はケロイド状になって痕が残っています。この痕を見る度に当時の記憶が蘇ります。また、当時、担当してくださった看護師さんが優しく素敵な方で入院中は心の支えになりました。

同時に「健康でいることの有り難さ」を痛感しました。この出来事がキッカケで社会人から専門学校へ通い、現在、看護師として働いています。