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3月 05

風邪だと勘違いしやすい!?命を落とす危険もある髄膜炎

病気になった子供

小学校2年生の頃、口内炎が突然口の中にたくさんできるようになりました。

普段からほとんど風邪もひかない健康体の私だったため、体調が悪いのかたまたま口内が荒れたのか、不思議に思っていました。

数ある口内炎の中でも、特に気になったのが下唇の裏側のど真ん中にできたやつ。サイズがとても大きく、痛みもひどかったからです。

体の真ん中は人間の急所であるため、父親も母親もなにか体の中からのSOSなのではないか、と思いすぐに小児科へつれていってくれました。

風邪と診断されたが症状が悪化

熱がまだそこまで出ているわけでもなく「風邪でしょう」と診断され、薬をもらい家で安静にしているように言われて家へ帰りました。

その夜中に熱がとてつもなく上がってしまい、40度いくかいかないかの高熱の状態で、吐き気が止まらず、食べたものはすぐに嘔吐していました。完全にただの風邪ではないな、と両親は大慌てで救急車を呼びました。

髄膜炎と判明

診断

緊急入院して診断した結果、髄膜炎ということでした。唇の口内炎から菌が侵入したのが原因だそうです。

とにかく熱が高く、私は当時意識がずっとありませんでした。両親の話によると、意識レベルが通常が100なら当時の私は30程度しかなく、かなり危ない状態だったそうです。

緊急入院した夜「もちこたえなければ危ない」と医師から言われ、両親は倒れそうになるほど焦ったと言っていました。

病院のスタッフの方たちの懸命な治療と両親の眠らずの看病のおかげで何とか山を越え、熱は少し下がり意識がもどったそうです。

しばらくは入院生活が続き、何より一番痛くて記憶にあるのが、脊髄への注射でした。

まだ幼かった私は注射の時間が何よりも地獄で、泣いてもどうしようもないとわかっているのに、ただひたすらに大泣きして両親の心を痛めていたそうです。

髄膜炎の怖いところは、症状が激しくでるまで一般的な風邪のようで、見た目にもあまり変化がないので、病院でも診断を誤ることがあります。

当時は両親の咄嗟の判断で、救急車を呼んだことが私の命をとりとめたポイントだったと思います。とにかく異常を感じた場合は、素早い判断が大切です。