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10月 04

人生で最も苦しかった食中毒による「腸炎」の記録

私はもともと腸がよくありません。慢性的な便秘で1週間お通じがないこともしばしば。そんなわけで、お腹がゆるくなっても、むしろ有り難いといった感じでさほど気にしていませんでした。

しかし、一昨年にかかった「腸炎」ではかなり苦しい思いをしました。

腸炎の症状

まず下痢の症状が出始めました。この時点では特に気にしなかったのですが、次第に酷い悪寒を感じ始めます。夏だというのに・・・。暖房を30度にして毛布に包まっても寒く、震えが止まりませんでした。インフルエンザにかかったことは何度かありますが、その比ではありません。

布団に入り、なんとか眠ったのですが、数時間眠ると腹痛で目が覚め、トイレに駆け込みました。酷い水下痢です。それからはベッドとトイレを5~10分置きに往復。そんなことをなんと丸2日も繰り返しました。熱も上がっているようで頭がまともに回転せず、脱水症状で肌はささくれだらけ。何も口にしていないのに下痢だけは永遠と続きます。

腹痛

腹痛は酷くなるばかりでとうとうまずいと感じ、自分で救急車を呼びました。仰向けで寝ていると腹痛はまだマシなのですが、少しでも動き、腸が圧迫されるとお腹に激痛が走るため、身動きが取れません。そのため、救急隊員が担架で私を運んでくれます。自宅に体温計がなかったため、救急車で初めて体温を計りました。なんと40度

その後病院に搬送され、腸の検査をしたところ、ほとんど破裂しそうなくらいに腸が腫れているということが分かりました。朦朧とする意識の中、生魚や生肉を食べたかとイケメンのお医者様(これだけははっきりと覚えている)に聞かれましたが思い当たることもなく首を振り、こうなった原因は不明。

約1周間の入院

その後入院することになり、点滴で水と痛み止めと抗生剤を延々と打たれます。痛み止めは何の効果も発揮せず、相変わらずお腹の痛みに呻き苦しみました。

病室

夜中、全く眠れず、ベッドで痛みに耐えていたところ、看護婦さんが来て、私に「眠れないの?」と尋ねました。私が頷くと、「痛いの?」と再び尋ね、私が首を縦に振るのを見、「痛い時は我慢しなくていいんだからね」と言って痛み止めを強いものに変えてくれました。看護婦さんが天使に見えました。

その後、緊急病棟から一般病棟に移動し、点滴を打たれながらトイレとベッドを往復しつつ痛みに耐えていました。骨折で入院している女子高生達も同室だったため、ワイワイガヤガヤ喧しく、恨めしかったのをよく覚えています。

結果、3日間絶食で過ごし、4日目にようやく痛みと熱がなくなりました。4日目の昼、どろどろした吐瀉物のような入院食が出され、久しぶりに食べ物を口にしました。とても美味しく感じました。

退院したのは5日目です。全快とはいきませんが、痛みなしに歩けるようになりました。ただ下痢はまだまだ続きます。

検便の結果、病名は食中毒による腸炎でした。某有名焼き鳥チェーン店で食べた298円の「きも」が原因だったようです。一緒に食事へ行った友人も、入院するまではいきませんでしたが、やはり私と同じ時期に同じ症状で苦しんでいたそうです。こんなに苦しい思いをしたのは人生で初めてでした。